男女雇用機会均等法が施行されたのは1986年です。25年経って、すべて平等とまではいいませんが、男女間の労働条件の差はかなり縮まってきました。
がんばれば女性も男性に負けないくらいの給与を得られるチャンスはあるのですが、実際はまだまだ厳しいようです。
男性は、結婚することで社会的な信用も高くなり、家庭を持つことで一人前と認められるようになります。大きなプロジェクトへの参加が認められたり、昇進についても検討される材料にもなります。つまり結婚が仕事にとってプラスに働くわけです。
ところが女性の場合は、仕事以外にも家庭のこともやらなくてはいけないだろうと、大きな仕事を振ってもらえなくなる可能性があるのです。男性とは正反対ですね。
また、出産や育児で辞めないにしても長期にわたって休職されるリスクを考えると、責任ある役職への昇進も見送られる場合もあります。つまり働く女性にとって、結婚はマイナスにはなってもプラスになることはほとんどないと考えていいでしょう。
こうした傾向は徐々に減少しているとはいえ、まだまだ現実問題として存在します。結婚を機会に男性が仕事を続けるか否かについて悩むことはほとんどありませんが、女性にとっては当たり前に突きつけられる問題なのです。
晩婚化の背景には、こうした現状も大きく関わっているのだと思います。
